MLMに関する消費生活センターの相談事例まとめ

近年、MLM(マルチレベルマーケティング)やネットワークビジネスに関するトラブル相談が、全国の消費生活センターへ数多く寄せられています。

MLMそのものは違法ではありません。しかし、勧誘方法や契約内容によっては特定商取引法に違反するケースもあり、消費者トラブルに発展することがあります。

本記事では、消費生活センターに寄せられている代表的な相談事例を紹介しながら、トラブルを防ぐためのポイントを詳しく解説します。

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MLM(ネットワークビジネス)とは?

MLM(Multi Level Marketing)とは、商品やサービスを販売すると同時に、新たな販売員(会員)を紹介し、その販売実績に応じて報酬を受け取る仕組みのビジネスモデルです。

代表的なMLM企業としては、

  • Amway
  • Newskin
  • doTERRA
  • フォーデイズ
  • LifeWave

などがあります。

MLM自体は合法ですが、強引な勧誘や誇大な説明によって消費者トラブルが発生することがあります。


消費生活センターに寄せられるMLM相談の特徴

全国の消費生活センターには毎年多くのネットワークビジネス関連の相談が寄せられています。

特に相談者として多いのは、

  • 20代の学生
  • 社会人になったばかりの若年層
  • 副業を探している人
  • 主婦・主夫
  • 退職後のシニア層

です。

近年はSNS経由での勧誘も増加しており、InstagramやTikTok、LINEなどを通じた相談も目立っています。


相談事例①「絶対に儲かる」と勧誘された

事例

大学時代の友人から久しぶりに連絡があり、カフェで会うことになりました。

最初は近況報告でしたが、その後、

  • 「月収50万円は普通」
  • 「不労所得が作れる」
  • 「成功者はみんなやっている」

と説明され、MLMへの参加を勧められました。

「絶対に損はしない」と言われて契約したものの、実際には収入はほとんど得られませんでした。

問題点

特定商取引法では、

  • 必ず儲かる
  • 誰でも成功する
  • 損をしない

といった断定的な勧誘は禁止されています。

実際の収入は個人差があり、保証されるものではありません。


相談事例② 友人関係が壊れてしまった

事例

MLMに参加した会員が、友人や知人を次々に勧誘。

しかし、

  • 何度も勧誘された
  • 断っても連絡が続いた
  • 商品購入を強要された

ことから関係が悪化。

最終的に友人グループから孤立してしまいました。

問題点

消費生活センターには、

「友人だと思っていたのに勧誘目的だった」

という相談が非常に多く寄せられています。

MLMでは人間関係を活用した勧誘が行われるため、トラブルが発生すると信頼関係そのものが壊れてしまうケースがあります。


相談事例③ 高額な商品を購入させられた

事例

会員登録後、

  • 健康食品
  • サプリメント
  • 美容機器
  • 化粧品

などを大量購入するよう勧められました。

「在庫を持てば成功しやすい」

と言われましたが、実際には販売できず多額の在庫を抱えることになりました。

問題点

MLMトラブルの中でも特に多いのが在庫問題です。

数十万円から数百万円分の商品を購入した結果、

  • ローンだけが残る
  • 商品が売れない
  • 返品できない

といった状況になることがあります。


相談事例④ 学生ローンを組まされた

事例

大学生がMLM説明会に参加。

その場で、

  • 「自己投資だから大丈夫」
  • 「すぐ元が取れる」
  • 「学生でも成功できる」

と言われ、消費者金融やクレジット契約を利用して参加費を支払いました。

しかし収入は得られず返済だけが残りました。

問題点

若年層を対象とした勧誘は、消費生活センターでも注意喚起が行われているテーマの一つです。

特に借金を伴う契約は慎重な判断が必要です。


相談事例⑤ SNSで知り合った人から勧誘された

事例

Instagramで知り合った人物から、

「自由な働き方に興味ありませんか?」

と連絡がありました。

その後、

  • オンラインセミナー
  • Zoom説明会
  • 成功者との面談

へ誘導され、最終的にMLM契約を勧められました。

問題点

SNS勧誘は近年急増しています。

最初からMLMと説明せず、

  • 副業
  • 投資
  • 起業

といった形で接触するケースもあります。


相談事例⑥ 契約後に説明内容が違った

事例

契約前には、

  • 簡単に稼げる
  • サポートが充実している

と説明されていました。

しかし実際には、

  • 毎週セミナー参加
  • 勧誘活動
  • 商品購入

が必要でした。

「聞いていた話と違う」という相談は非常に多く見られます。


相談事例⑦ クーリングオフできることを知らなかった

事例

契約後に不安になったものの、

「解約できない」

と思い込み、そのまま契約を継続してしまいました。

後になって消費生活センターへ相談し、クーリングオフ制度を知ったケースです。

クーリングオフとは?

連鎖販売取引(MLM)では、法律上一定期間内であれば無条件で契約解除できる場合があります。

契約書面を受け取った日から20日以内であれば、クーリングオフが可能なケースがあります。


消費生活センターへ相談すべきケース

以下のような状況であれば、早めの相談がおすすめです。

強引な勧誘を受けた

  • 帰らせてもらえない
  • 何度も連絡が来る
  • 契約を迫られる

契約内容に不安がある

  • 本当に合法なのか分からない
  • 説明内容と違う
  • 解約したい

金銭的な被害が発生した

  • ローンを組んでしまった
  • 商品在庫が残っている
  • 返金されない

MLMトラブルを防ぐためのポイント

その場で契約しない

「今だけ」
「今日決めれば特典がある」

と言われても即決は避けましょう。


契約書を必ず確認する

以下を確認してください。

  • 会社名
  • 商品内容
  • 返品規定
  • 解約条件
  • 報酬プラン

家族や第三者に相談する

勧誘を受けたら、

  • 家族
  • 友人
  • 消費生活センター

へ相談することが大切です。

第三者の視点が冷静な判断につながります。


借金してまで参加しない

成功を保証するビジネスは存在しません。

ローンや借入れを前提とした参加は慎重に検討する必要があります。


MLMに関する相談先

困ったときは消費者ホットラインを利用できます。

消費者ホットライン

188(いやや!)

最寄りの消費生活センターにつながります。

相談は無料です。


まとめ

MLM(ネットワークビジネス)に関する相談は、現在も消費生活センターへ数多く寄せられています。

特に多い相談事例として、

  • 「必ず儲かる」と勧誘された
  • 高額商品を購入した
  • 学生ローンを組まされた
  • SNSで勧誘された
  • 人間関係が壊れた
  • クーリングオフを知らなかった

などがあります。

MLMそのものは違法ではありませんが、勧誘方法や契約内容によっては大きなトラブルに発展する可能性があります。

勧誘を受けた際はその場で契約せず、契約内容を十分確認したうえで判断することが重要です。また、不安を感じた場合は一人で抱え込まず、消費生活センターへ早めに相談しましょう。

適切な知識を持つことで、MLMトラブルの多くは未然に防ぐことができます。

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日本国内 MLM企業 注目度ランキング30

日本での検索注目度をもとに整理したMLM企業ランキングです。

順位 企業名 特徴
1 アムウェイ 国内で圧倒的な知名度を持つ最大級のMLM企業。
2 三基商事 ミキプルーンで知られ、商品名検索も非常に多い老舗企業。
3 フォーデイズ 核酸ドリンクで知られ、中高年層を中心に認知が高い。
4 ニュースキン 美容機器・スキンケア・サプリ分野で根強い人気がある。
5 ナチュラリープラス 健康食品・美容分野で広く認知され、安定感がある。
6 フォーエバーリビング アロエベラ製品で有名な世界的MLMブランド。
7 ドテラ 精油・アロマ分野で近年特に注目度が高い企業。
8 ハーバライフ ダイエット・栄養サポート系で継続的な知名度を持つ。
9 メラルーカ 日用品中心で、固定ファンの多いMLM企業。
10 ヤングリビング 精油・アロマ系の代表的ブランドとして認知される。
11位〜20位を見る
順位 企業名 特徴
11 ベルセレージュ 熱心な支持層を持ち、検索需要も高めの企業。
12 ニナファーム 美容・健康系で存在感のあるMLM企業。
13 グラント・イーワンズ 補整下着・美容分野で高い認知を持つ。
14 アトミ 近年、日本でも注目度が上がっている海外系企業。
15 ユニシティ サプリメント分野で長年活動が続く安定企業。
16 セプテム 美容機器・スキンケア分野で認知度がある。
17 エリナ ヘアケアや健康食品で知られるMLM企業。
18 シナジー サプリメント系で継続的に検索されるブランド。
19 サンクスアイ 植物性ミネラル関連で知られる健康系企業。
20 リーウェイ 近年注目を集めやすい成長系MLMの一つ。
21位〜30位を見る
順位 企業名 特徴
21 マナテック 健康食品分野で一定の知名度を持つ企業。
22 ユサナ 科学系サプリの印象が強い海外系MLM。
23 アイビー化粧品 美容分野で長く認知されている企業。
24 高陽社 パインハイセンスで知られる老舗系企業。
25 赤塚 パイロゲンで知られ、商品名検索も目立つ。
26 アシュラン スキンケア分野で継続的に検索される企業。
27 シャクリー 老舗の海外系MLMとして一定の認知がある。
28 インヴェル 寝具・健康分野で話題になることがある企業。
29 アフロゾーン 美容寄りの分野で認知されるMLM企業。
30 ライフバンテージ 海外系の健康関連MLMとして知られる。